Awesome City Club – Lullaby for TOKYO CITY (Music Video)

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Words : マツザカタクミ
Music : atagi
360 Movie Director: 渡邊徹（渡邊課）
SpecialThanks: BankART1929

2nd Album "Awesome City Tracks 2"
2015 / 9 / 16 Release
1. GOLD
2. what you want
3. WAHAHA
4. 僕らはここでお別れさ
5. 愛ゆえに深度深い
6. アウトサイダー
7. Lullaby for TOKYO CITY

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＜イベント情報＞
●Awesome Talks -Vol.03
2016.03.17 (Thu)
東京・渋谷CLUB QUATTRO
出演：Awesome City Club、APOGEE、 　and more

●Awesome Talks -Vol.04
2016.03.22 (Tue)
大阪・MUSE
出演：Awesome City Club、the band apart、　and more

[constructionquant]

何でもあるのに、何もない街、東京

もうあれから10年経つんだ…
渋谷のガールズバーでバイトして
働いてた18歳の時、
帰りの終電で毎日のように

電車のドアの窓に寄りかかりながら
この曲を繰り返し聴いてた。

音が声が心地よくて、
都会の寂しさを癒してくれて
涙がじわじわ出てきて。

気づいたら、寝てたっけ。

コートのいる肌寒い11月。
ちょうどMV撮影時と同じ時期に、
この街で息をしていた。

路上からbacknumberの
クリスマスソングがずっと
延々と流れてた。


MVに出てくるすべての景色が懐かしい。

10代の私に居場所を与えてくれた渋谷の街。

居場所なんて、あったようで、なかったね。

女の子同士で友達とキャッキャ喋りながら


渋谷には色んな職業の、
色んな年代の色んな男女が集まってきた。

みんな楽しそうで、まだ目が輝いてて、
生き生きとしていた。

コロナなんて起きる、ずっと前の話。

街はもっと活気に満ちて、
今よりも人は生き生きと楽しそうだった。

お客さんと仲良くなって、
盛り上がってカラオケしちゃって、
始発まで働いて、女の子連れて
店長が焼肉奢ってくれたり。

夜通し友達とやっすい居酒屋で酒飲んで
ハジゴして、からあげとレモンサワー、
声枯れるまでカラオケしたり、
モンスターエナジー飲みすぎて
目がギラギラだったね。
ずっと笑ってずっと喋ってたけど
なにを話してたかなんて覚えてないよ。
お酒の味もよくわからなかった。

終電逃しちゃって、漫画喫茶に泊まって、
センター街の酒で散らかった汚い路上、
朝方のゴミ収集車、カラスと電灯と
叫びながら酔っ払った男女の群れ、
路上にうずくまってる人、
パンツ丸見えてるギャル、
怪しいおじさん、
誰も歩いてない朝方のスクランブル交差点、
始発の電車、早く帰ってシャワー浴びて寝たい。
TSUTAYAで旧作レンタル10本借りて
よく分かんない海外映画たくさん見たり、
アップリンクで気難しいイラン映画を見て
人生について考えてみたり、

クラブは未成年だから入れなかったな。


若くてとにかくエネルギーに満ちてて、
何者かになりたくて東京に来たのに、
結局、何者にもなれなくて、
どこにでも行けそうで、
どこにも行けなかった。


たくさん人に出会って、
仲良くなったのに、
だれも友達じゃなかった。
友達になっては、すぐに目の前から居なくなって
また新しい別な人が現れる。次から次へと。

遊ぶのが楽しくて、働いたお金も、
一晩で泡みたいに、一瞬で消えちゃって、

東京は、楽しいけど、
気づいた時には
手元になにも残らない街だと思う。

あの頃に戻りたいけど、
戻れない。10代の頃には。

コロナは
渋谷の街を何もかも
すべて変えてしまったよね。

思い出すだけで、涙が出そうになるよ。

[アサヒ-gd]

やはり時代がACCに若干追いついてない気がする...
「名曲」だけじゃ言い表せないくらい名曲

[Devil-rhkl]

子守唄みたいに落ち着かせてくれて、本当に好きな曲です。
東京を去っても聴き続けます。

[seken知らず]

田舎で育って東京で仕事をし現在は地元です。

田舎も好きですけど東京も大好きです。

キラキラとギラついていて
ドロドロとして他人に無関心。
だけど人情もありますよね。



また聴きにきます。

[もも-ph]

寂しさに寄り添ってくれるみたいで、切なくなる
仕事終わりに聴いたら泣いてしまう